カルメン・サジェスの学校 カルメンのようになりたがる明るく活気に満ちた若い女性たちが集まって来始めました。 彼女らが無原罪教育宣教修道会の修道女たちです。 一年半もたたないうちにもう二十五人になりました。 そしてセゴビアで二番目の学校を開くようになりました。 貴族のポスエルロズギョニムは彼の故郷であるポソブランコで学校を彼女らに頼みました。 それが五番目の学校でした。 その前にもうエルエスコリアルとマドリッドでも学校を始めたていたからです。 アルマデンでも, サンタクルス・デ・ムデラでも学校を始めました。 カルメンはナバラの司教様が譲渡してくださった廃墟になった宮殿を修理して学校に変え 一人の恩人の助けで新しい学校を始めました。 その恩人はもともと修道者たちに不満を持って彼らを攻撃した人でしたが 学校を始める時は聖堂まで行くところに大型のろうそくを奉献したりしました。 あの時カルメンは彼に近付いて他の人々が聞こえない声でささやきました。 "今からは修道者たちにけんかをうることができませんね。" 前のページ/次のページ |